自分の口に合った入れ歯をつくりましょう

歯を失ってしまったときの治療として、古くから親しまれているのが入れ歯です。近年人気のインプラントと比較し、手術が不要で比較的費用が抑えられるなどといった点から、今日も選ばれています。しかし、装着感や噛み心地、また見た目などについて、ご不満をお持ちの方も少なくありません。

そういった中、近年では入れ歯の開発も進み、さまざまな問題点を解決した入れ歯が次々登場しています。当院では、一人ひとりの患者様に適した「よい入れ歯」をおつくりできるよう努めていますので、はじめての方はもちろん、入れ歯にご不満のお持ちの方は、一度当院にご相談ください。

入れ歯が合わないままでいると・・・・

なにかご不満があっても「入れ歯はこんなものだから」「そのうち慣れるだろう」などと考え、放置してはいませんか? 入れ歯が合わないまま使い続けていると、次のような問題が生まれてしまいます。気になる部分がある場合には、一度当院にご相談ください。

粘膜異常 歯ぐきの異常1 歯ぐきの異常2
粘膜に「褥瘡性潰瘍(じょくそうせいかいよう)」という病変が現れることがあります。入れ歯による床ずれのようなものです。 歯ぐきに、「義歯性線維腫(ぎしせいせんいしゅ)」という繊維性組織が増殖することがあります。 歯ぐきがブヨブヨのこんにゃく状になってしまうことがあります。合わない入れ歯を使い続けると、より症状は進行します。
まわりの歯への負担 顎の骨の衰退 顎関節への負担
まわりの健康な歯に過度の負担をかけ、その歯の寿命を縮めてしまうことがあります。 顎の骨に刺激が伝わらず、骨が衰退してしまいます。 顎関節に偏った力がかかるなどして、負担が生まれてしまいます。

入れ歯のお手入れ方法をご紹介

入れ歯は、次の手順に従ってきちんとお手入れし、長持ちさせましょう。

STEP1 STEP2
STEP1 STEP2
入れ歯をお口から外し、簡単に流水で汚れを洗い流します。 研磨剤の入っていない入れ歯専用のみがき剤を使ってていねいに食べカスを取ります。
STEP3 STEP4
STEP3 STEP4
専用の入れ歯洗浄剤に最低30分は浸けましょう。汚れがひどい場合には、一晩浸けておくときれいになります。 最後に洗浄剤をきれいにすすいで、完了です。

取り扱い入れ歯

レジン床義歯
レジン床義歯 保険適用の入れ歯。床部分がレジン(歯科用プラスチック)でつくられており、厚みがあるため装着の違和感があります。
メリット
  • 保険適用のため、費用が抑えられる
  • 製作期間が短い
  • 修理が簡単
デメリット
  • 硬い物が噛みにくい
  • 装着に違和感がある
  • 耐久性が低い
価格 保険適用
金属床義歯
金属床義歯 自費診療の入れ歯。床部分が金属でつくられており、薄い。
メリット
  • 床が薄くつくれるため、違和感が少ない
  • 金属は熱伝導率が高いため、食べ物の温度を感じやすい
  • 耐久性が高い
  • 汚れがつきにくい
デメリット
  • 金属アレルギーの原因になることがある
  • 自費診療のため、比較的費用がかかる
価格 コバルトクロム 275,000円 
チタン 330,000円
ノンクラスプデンチャー
ノンクラスプデンチャー 固定するためのバネ(クラスプ)がない部分入れ歯。歯ぐき部分がピンク色のシリコンでつくられており、見た目が自然でフィット感に優れている。
メリット
  • バネがないため、目立たない
  • まわりの健康な歯に負担をかけない
  • フィット感に優れている
  • 弾力性があり、壊れにくい
  • 金属アレルギーの心配がない
デメリット
  • すべての歯がない場合には適応できない
  • 激しい温度の変化に弱い
  • 変色の可能性がある
  • 金属を使わないため、温度が伝わりにくい
価格 片顎 132,000円 全顎 165,000円

※価格は全て税込みです。

自分のようにしっかりと噛めるようになりたいという方には、別の選択肢があります 口コミで話題の相模大野の歯医者さん、宮内歯科クリニックのインプラントについてはこちら